公民館で健康体操を行いました
7月11日、介護予防・日常生活支援総合事業の中の一般介護予防事業の一環として、地域包括支援センターの介護支援専門員さんと協同し、当社のリハビリスタッフが公民館に出向き、健康体操を行いました。
介護予防事業とは、高齢の方が住み慣れた地域で、なるべく介護を必要とせずに暮らしていけるように、健康体操の他に健康講座、趣味活動を行うためのサロンなど様々なものがあり、生活機能を高めたり、地域社会活動への参加を促すことを目的としています。対象となる方は、65歳以上のすべての方で、要支援認定を受けていなくても参加できる活動です。
今回私共は、フェイスタオルを利用した自宅で簡単に行える健康体操を紹介させていただきました。
(タオルを使用することでポーズをキープしやすいメリットがあります。)
自分の好きな音楽に合わせて行うとより楽しんで行えます。身体の伸びや呼吸を意識して行うと効果的です。
◤ストレッチのやり方 その①
1.タオルの両端を握って、胸の前まで腕を伸ばし、タオルをピンと張る
2.胸の前まで伸ばした腕を胸元まで曲げる
3.伸ばして曲げるを10回行う
4.終了
◤ストレッチのやり方 その②
1.タオルの両端を握り、胸の前に腕を伸ばし、タオルをピンと張る
2.腰をひねるように、タオルを持った腕を斜め後ろに振る(脇腹が伸びているのを意識する)
3.左右交互に10回行う
4.終了
◤ストレッチのやり方 その③
1.タオルの両端を握り、胸の前に腕を伸ばし、タオルをピンと張る
2.腕の前に伸ばした腕を、足元へおろす(腰にくる動きのため、椅子に座りながらでもOK)
3.胸の前に腕を伸ばした元の体勢に戻る
4.10回行う
5.終了
◤ストレッチのやり方 その④
1.タオルの両端を握り、胸の前に腕を伸ばし、タオルをピンと張る
2.胸の前に伸ばした腕を頭の上に伸ばす
3.胸の前に腕を戻す
4.胸の前に伸ばした腕を足元におろす
5.頭上、胸前、足元の動きを10回行う
6.終了
◤ストレッチのやり方 その⑤
1.タオルの両端を握り、胸元に腕を曲げる
2.片足を踏み出すのと同時に、腕を胸の前に伸ばす
3.踏み出した片足を元に戻し、腕も胸元に曲げる
4.足は交互に出し、10回行う
5.終了
◤ストレッチのポイント
・痛みを感じたら無理せずに、休みましょう。椅子を活用しても◎
・体の伸びや呼吸を意識して行いましょう。
・勢いをつけずにゆっくりと行いましょう。
・毎日継続して行うことで、徐々に体の硬さが解消されていきます。
人生100年時代、誰もがなるべく健康で長生きしたいと願うものです。しかし、体は年と共に自然に衰えていくものです。現代では核家族化が進み、近隣住民との関係も希薄になってきています。こうした社会的ネットワークの縮小は、困ったときに頼れる人がいないといったサポート支援の不足を意味します。
介護予防事業の一環として行われる健康体操は、身体や認知機能の衰えを緩やかにし、要介護度の重度化を防ぐ役割を果たします。これらの活動に参加することは、近隣住民との関係を深める場としても大切です。社会的なつながりを保つことで、孤独な気持ちを軽減させ、困ったときに誰かのサポートを得られる体制を整えることに繋がります。
ひさご訪問看護リハビリステーションの社会貢献
ひさご訪問看護リハビリステーションでは、看護スタッフや理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といったセラピストスタッフを派遣しています。健康教室の開催を検討している方は、ぜひお問い合わせの上、ご相談ください。専門スタッフが適切なアドバイスとサポートを提供し、皆さんが健康で充実した生活を送るためのお手伝いをいたします。